緑の野菜の栄養・機能性を知って、生活に取り入れてみよう!
緑色の野菜ってたくさんあるけど、栄養や機能性などの特徴を知りたい!
こんなお悩みの方に向けて、今回は緑色の野菜の栄養や機能性について詳しく掘り下げてみたいと思います。
緑色の野菜をたくさん食べよう!って話、聞いたことありませんか?
私は子供の頃から親からもよく言われてきました。
何となく色の濃い緑色の野菜って身体によさそうなイメージがありますが、何が良いのかはっきり知らないなぁ…なんて方も多いのではないでしょうか?
緑色の野菜の栄養成分を知り、是非生活の中に取り入れてみてくださいね!
緑色の野菜って全部「緑黄色野菜」?
緑の野菜というと緑黄色野菜とイメージされる方も多いかもしれません。
私もそうでした^^;
「緑黄」というくらいだから黄色の野菜(にんじんやかぼちゃ)ももちろん含まれるのですが、ほうれん草など緑の野菜のイメージが強いですよね。
緑黄色野菜とは「カロテンを可食部100g中に600マイクログラム(600μg)以上含む野菜の総称」と定義づけられています。
これに該当するのが緑や黄色の野菜が多いんですね。
ちなみにトマトは赤色ですが緑黄色野菜です。
トマト・ピーマンは可食部100g中のカロテン含有量が実際には600マイクログラム未満であるものの、食べる回数や量が多いため、緑黄色野菜に分類されています。
カロテンには抗酸化作用があり、更にビタミンCを豊富に含み・ビタミンK・ミネラル・葉酸なども多く含んでいます。
見た目が緑でも緑黄色野菜でない野菜もたくさんあります。
- キュウリ
- キャベツ
- レタス
など
これらの野菜も栄養がないわけではないのですよ!
緑色の野菜の栄養:βカロテン
ほうれん草・青ネギ などの緑黄色野菜
βカロテンは緑色の野菜にも多く含まれているカロテノイドです。
赤いトマトの色素であるリコピンと同様のカロテン類に分類され、油に溶けやすい性質を持っていて、高い抗酸化作用があります。
日々生活の中で生まれるストレスや口にする添加物、年齢など、様々な要因から身体の中で発生した活性酸素は、私たちの細胞を傷つけることで身体を酸化させ、老化やがん・動脈硬化の原因になってしまいます。
そんな活性酸素を抑え、除去してくれることで身体の酸化を抑えて様々な健康効果が期待出来ます。
またβカロテンは体内に入ると必要に応じてビタミンAに変換されることから、皮膚・粘膜の健康維持や様々な細胞の増殖・分化に寄与するといわれています。
緑の野菜の栄養:クロロフィル
ほうれん草・小松菜・にら など
クロロフィルは植物などに含まれる緑色の色素で、光合成によって植物が生きる為のエネルギーを作っています。
植物にとってなくてはならないクロロフィルですが、私たち人間の身体にとっても良い影響を与えてくれます。
クロロフィルにも高い抗酸化作用があります。他にも
- 抗炎症作用
- 免疫機能改善
- 解毒作用
などの効果が期待されています。
緑の野菜の栄養:トマチジン
グリーントマト
トマチジンは赤くなる前の緑のトマトや完熟しても緑のままのグリーントマトに含まれる成分です。
未熟なトマトに含まれるトマチンの消化過程で生じる成分で、トマチンには少し毒性がありますがトマチジンになると毒性も弱くなります。
赤いトマトの場合は、完熟するに連れてリコピンが増えてトマチンが少なくなっていきますが、グリーントマトの場合はリコピンが少ないのでトマチジンが残ります。
トマチジンは
- 筋力・持久力アップ
- 筋萎縮の予防
- うつ病及び治療効果
などの効果が期待されています。
まとめ
今回は緑の野菜の栄養や機能性について詳しく掘り下げて見ました。
緑色の野菜に含まれる
- βカロテン
- クロロフィル
- トマチジン
はそれぞれに抗酸化作用などの機能性を持っています。
また野菜毎に一緒に含まれるビタミンやミネラル、マグネシウムといった成分と一緒に摂ることで更に栄養を摂取することができます。
美味しく生活の中に取り入れてみませんか?
グリーントマトを使ったトマトジュースもあります。
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特にグリーントマトを使ったジュースはあまり販売されていないので、是非山藏のトマトジュースで味わってみてほしいです!
(トマトジュースの販売はアソートなのでグリーンが入らない場合もあります。絶対飲みたい!という場合は、ご注文時にお伝えいただけたら助かります!)
是非お試しください^^