もち麦を1週間食べ続けた結果、便秘は改善されたのか？

食生活を変えて効果を実感するには、継続的に食べ続けてみないと自分の身体に合っているかどうか分かりません。

けど毎日食べ続けるのって意外と大変だったりしませんか？

なので、今回は超便秘に悩む山藏スタッフが一週間もち麦を食べ続けた結果、どんな実感を得ることができたのかをまとめていきますね！

一週間もち麦を食べ続ける前提条件

まずは前提条件をまとめておきます。

食べるのは「もち麦ごはん」です。

白米2合・もち麦（はねうまもち）1/2カップ

を炊飯器のメモリ2.5合分のお水で炊きました。

一回に食べる量は120g～150g。（測って冷凍保存しておくと便利！）

「一日一回食べる」ことにして、お昼ご飯か夜ごはんに食べました。

もち麦を1週間食べ続けた結果

上記の条件で普段の食事にもち麦を一週間食べ続けてみて実感できたことは

ということでした^^

排便の頻度が増えた

実験前は「3日に1回しか出ない」状態だったのが、もち麦を1週間食べ続けたことで「2日に1回」のペースになりました。

長い時は一週間くらい便が出ないこともあるので、

とリアルに実感することができました！

便秘が続くと腸内に老廃物が溜まり、腸の動きが鈍くなることがあります。

もち麦には水溶性食物繊維であるβ-グルカンが豊富に含まれており、水分を保持する性質があるため、腸内環境を整えながらスムーズな排便をサポートしてくれたのだと考えられます。

便が硬くなくなり、排便が楽に

便の質にも変化があり、今まで「カチカチで硬く、出すのが大変」だったものが、「柔らかく、スムーズに出る」ようになりました。

不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収しながら膨らみ、便のかさを増してスムーズに排出を促すため、結果的に「硬すぎない便」になりやすいのです。

もち麦が便秘解消に役立つ理由

ここで私の排便が比較的スムーズになった要因であるもち麦の特徴をまとめておきます。

水溶性食物繊維で腸内の水分を保持

もち麦に多く含まれる水溶性食物繊維β-グルカンは、腸内でゲル状に変化し、水分を保持しながら便をやわらかくする働きがあります。

これにより、腸内環境が整い、便秘が改善されやすくなります。

不溶性食物繊維が腸を刺激して動きを活発に

もち麦には不溶性食物繊維も含まれており、これが腸を刺激しながら動きを活発にし、排便を促す役割を果たします。

この相乗効果によって、便がスムーズに排出されるようになります。

腸内環境を整える効果

もち麦の食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラを整える働きがあります。

腸内環境が整うことで、便秘の改善だけでなく、肌トラブルの軽減や免疫力のサポートも期待できるでしょう。

もち麦を食べる際のポイント

もち麦ご飯の基本の作り方

もち麦は白米に混ぜて炊くだけで簡単に取り入れられます。

以下の割合で炊くのが一般的です。

水加減は、もち麦の分量に応じて1.5倍程度加えるのがポイントです。

それでも排便の回数とスムーズさを実感することができたので、もち麦の割合を増やすのもありだなと思いました！

続けることが大切

もち麦は1日や2日では劇的な変化は起こりにくいですが、1週間～2週間ほど継続することで、腸内環境が整い、排便のリズムが改善されやすくなります。

便秘に悩んでいる方は、まずは1週間続けてみることをおすすめします。

もち麦を食べる際の注意点

水分をしっかり摂る

もち麦は水分を吸収しやすい性質があるため、水分不足の状態で食べると、逆に便秘が悪化する可能性があります。

1日1.5～2リットル程度の水を意識的に摂るようにしましょう。

今回は、もち麦ご飯を食べるときに合わせてお味噌汁も飲むようにしました^^

いきなり大量に食べすぎない

もち麦は食物繊維が豊富なため、急に大量に摂るとお腹が張ったり、ガスがたまりやすくなることがあります。

少量から始めて、徐々に増やすことをおすすめします。

よくある疑問

どのくらいの量を食べるのがベスト？

1日50g～100g（炊いたもち麦で約150g～200g）が目安です。

もち麦は毎日食べても大丈夫？

基本的に問題ありませんが、食物繊維の摂りすぎには注意し、バランスよく食べましょう。

便秘解消以外のメリットは？

もち麦は血糖値の急上昇を抑える働きもあり、ダイエット中の方にもおすすめです。

まとめ

もち麦を1週間食べ続けた結果、排便の頻度が増え、便がやわらかくなるという変化がありました。

この理由として、もち麦に含まれる水溶性食物繊維（β-グルカン）と不溶性食物繊維の働きが関係しています。

これらが腸内環境を整え、排便をスムーズにするサポートをしてくれるというわけですね！。

便秘に悩んでいる方は、もち麦を取り入れてみてはいかがでしょうか？