【家庭菜園】日当たりの重要性!良すぎる場合の改善策も紹介

【家庭菜園】日当たりの重要性!良すぎる場合の改善策も紹介
家庭菜園初心者さん

家庭菜園では日当たりが良いことはいいことだと思うんだけど、我が家は日当たり良すぎる気がするんです。特に近年夏は暑すぎるので、日当たり良すぎるのも良くないですか??

そんなお悩みの方に向けて、今回の記事では、家庭菜園における日当たりの重要性と日当たりがとすぎる時の改善策も紹介します。

山藏スタッフ

植物にとって日当たりはとっても重要ですが、良すぎることで受ける影響もあるので、ご自身の畑やベランダに合わせた対策をして行きましょう!

作物別の日当たりの好みも紹介するので、これから家庭菜園に挑戦しようと思っている方の苗選びの参考にもどうぞ!

目次

日当たりは重要?

日当たり良い畑

作物は植物なのでもちろん日当たりは重要です。

植物は日光を受けることで光合成をします。

光合成とは、光エネルギー(太陽光)を使い二酸化炭素と水を酸素と有機物(でんぷんなど)に変換していく反応のことをいいます。

その有機物を栄養に植物はどんどん成長して行くので、太陽光つまり日当たりは植物にはとっても重要なのです。

なので、「日当たりが悪い」より「日当たりが良い」方が良いです

(作物によっては日陰の環境を好むものもあります。※後述)

ただし、日当たりが良すぎると作物に良くない影響がでることもあります。

例えば

  • 水やりしてもすぐに乾燥してしまう
  • 強い日差しで葉焼けしてしまう

などです。

すぐに乾燥してしまうと作物は水不足状態になってしまい、生育を鈍らせてしまいます。

葉焼けは、強い日差しによって植物の緑葉素(クロロフィル)が破壊されてしまっている状態で、このままでは光合成できず、放っておくと植物自体が枯れてしまうことにもなります。

山藏スタッフ

作物に合わせて日当たりを調整することが大切です。

しかし、栽培する場所(畑やマンション)の変更は難しいし、日の出方を変更するのはなかなか無理がありますよね…!

なので、あなたの栽培環境でもできる工夫をしていきましょう。

日当たりが良すぎるときの改善法

今回は

  • ベランダでのプランター栽培
  • 露地栽培

に分けて、日当たりが良すぎる時の改善法を見ていきましょう。

山藏スタッフ

あなたの栽培環境に合わせて参考にしてみてください。

プランター栽培の場合

プランター

ベランダやお庭などでプランター栽培をしていて、日当たりがよすぎると感じる場合は、

  • プランターを移動する
  • サンシェード・タープなどを使って日除けする

などの対策ができます。

プランター栽培は移動できるのがメリットですよね。

あまりにも日に当たり過ぎているなと感じる場合は、プランターごと日陰に移動してあげましょう。

まったく日陰になる場所がない!という場合は、サンシェードやタープを使って日陰を作ると良いですね。

ただしマンションなどの集合住宅の場合は、管理規約をあらかじめチェックして、違反のないように、また近隣に迷惑をかけないようにしましょう。

露地栽培の場合

土づくり

露地栽培で日当たりが良いのはすごくいいことなのですが、それでも日当たりが良すぎて上手く育てられない場合は水分不足になっている可能性が高いです。

日当たりが良い分、土が乾燥するスピードが早くなってしまうんですね。

対策としては、土にマルチをかけて乾燥を防いであげることです。

雨上がりや水やりのあとにマルチをして、水分が必要以上に蒸発してしまわないようにしましょう。

山藏スタッフ

真夏の暑さ対策としては白いマルチ敷きわらもいいです。日差しや気温により上がってしまう地熱を押さえる効果もありますよ

また、日当たりが良いと生育も良いので葉がよく茂る作物もあると思います。

しっかり摘葉して、葉で作物が蒸れないように風通しを確保してあげましょう。

作物別に日当たりの好みを見てみよう

野菜

作物には日差しを好む陽性植物、そこそこの日差しでも育つ半陰性植物、日陰でも育つ陰生植物があります。

陽性植物

6時間以上の日照時間

一日中日当たり良い環境を好む

主な野菜

  • トマト
  • ナス
  • ピーマン
  • オクラ
  • キュウリ
  • タマネギ

など

半陰性植物

3〜4時間の日照時間

木漏れ日や午前中のみの日当たりでも育つ

主な野菜

  • ホウレンソウ
  • カブ
  • レタス
  • パセリ
  • ジャガイモ
  • ネギ

など

陰性植物

1〜2時間の日照時間

あまり日当たりを好まない

日陰でも育つ

主な野菜

  • ミツバ
  • シソ
  • ミョウガ
  • ニラ

など

ご自身が育てる作物が好む日照時間を把握して、合わせた環境を整えてあげましょう

まとめ

今回は家庭菜園における日当たりの重要性と日当たりがとすぎる時の改善策を紹介しました。

日当たりが良すぎる時の改善法

プランター栽培の場合

  • プランターを移動する
  • サンシェード・タープなどで日よけする

露地栽培の場合

  • マルチを使用して、必要以上に水分が蒸発しないように工夫する

栽培する作物によって好みの日当たりも違うので、あなたの家庭菜園の作物に合わせて日当たりを考えて工夫をしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

山藏農園は、飛騨高山の冷涼な環境で有機栽培トマトをはじめとする各種有機野菜を栽培・販売する農園です。
有機野菜を使った加工品の企画・販売も行っています。
安心・安全、美味しい有機農産物の生産を心がけ、さらには高機能性や食卓に彩りを添えるお手伝いの出来る農園を目指しています。

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