【家庭菜園】ベランダの日当たりが悪い時の対策!育てやすい野菜も紹介します。
家庭菜園を始めたのだけど、うちのベランダの日当たりが悪くてちゃんと育ってくれるか不安です。
こんなお悩みの方へ、今回はベランダで行う家庭菜園で日当たりが悪い時の対策などを紹介します。
日当たりが悪いとじめじめして野菜が育ちにくそうな印象を持ちますが、プランターの置き方を工夫したり、育てる野菜の種類を工夫することで、そのお悩みを解消することができますよ!
日当たりが悪くても、工夫次第で家庭菜園を楽しめるので是非参考にしてみてくださいね!
ベランダの日当たりが悪い時の対策
光合成で栄養を作り出す植物にとって、日当たりはとても重要です。
なので日当たりが悪い場合は、少しでも日差しを受けられるように工夫する必要があります。
主な工夫としては
- 少しでも日の当たる場所・時間を見つける
- プランターの高さを上げる
などがあります。
一つずつ解説しますね。
少しでも日の当たる場所・時間を見つけよう
ベランダの中で少しでも日差しが当たっている場所がないか確認してみましょう。
ベランダの中の一部だけでも日が当たっていたら、そこにプランターを設置するなどの工夫ができます。
また、1日の内で日が当たる時間帯がないかも気にしてみましょう。
- 午前中だけ・午後だけが日が当たる
- 昼間の2時間はベランダの端っこだけ日が当たる
などでも発見できれば、その時間帯・その場所にプランターをおくことで植物に日をあててあげることができます。
ただ、育てる植物によってはその日照時間では足りない場合もあるので注意が必要です。
プランターの高さを上げる
ベランダの床面へ直にプランターを置くと日が当たらなくても、少し高さを上げるとある程度日差しを受けられるようになることもあります。
棚を活用
メタルラックやガーデニング用の棚を使うなどをすると、簡単に高さを出すことができますね。
ただし、集合住宅の場合は管理規約の確認や、非常用設備を塞がないようにするなどの注意が必要です。
またベランダには建築基準法で定められた重量制限(1㎡あたり180kg)がありますので、こちらも注意しましょう。
育てる作物によっては、樹が大きくなるものもあるので、あまり高さのある棚におくとだんだん不安定になっていく可能性もあります。
トマトなどはどんどん高さがでてくるので、棚で育てるよりは台の上に乗せるくらいが丁度よいかもですね。
手すりにかけるホルダーを活用
ベランダの縁にひっかけるようにしてホルダーやバスケット型のプランターをつけることで日当たりを確保することも可能です。
こちらは絶対に下の階に落ちないようにしましょう。
また水やりの際も、水や泥が下に落ちないように工夫が必要です。
どちらにしても、プランターが倒れないように、落ちないように、マンションなどの管理規約に違反しないように注意が必要です。
そもそもベランダで家庭菜園すること自体が禁止のマンションなどもありますので、必ず確認してくださいね!
近隣住民の方のご迷惑ならないように楽しんでくださいね。
反射板などを設置して太陽光を反射させる
果実農家などで取り入れられている反射材を使って光を拡散させる方法もあります。
実際にAmazonなどでも反射シートや反射板などが販売されているので、家庭菜園でも気軽に取り入れることができます。
ただ、扱い方は結構難しいかもです。
農家のように畑の土地が広かったり、ハウスの中で使うなら問題ありませんが、集合住宅のベランダで使うとなると
- 反射した光が近隣の迷惑になっていないか
- 時間によって反射の仕方が変わってしまってあまり効果を得られない
- そもそも設置する場所がない
などの問題点が上がる可能性があります。
ご自身のベランダの環境でちゃんと使えるのかどうかをしっかり検討してから購入されるのが良いと思います。
ベランダの日当たりが悪くても育てやすい野菜
頑張って日当たりを確保しようとしたけど、やっぱり限度があります…!うちのベランダでは野菜は育てられないの??
それなら日照時間が少なくても育つ野菜に挑戦してみてはいかがでしょうか!
植物は
- 陽性植物…6時間以上の日照時間が必要
- 半陰性植物…3〜4時間の日照時間が必要
- 陰性植物…1〜2時間の日照時間が必要
に分けられます。
なので、ベランダの日当たりに合わせて栽培する植物を選ぶというのも一つです。
午前中だけ・午後だけ日が当たるベランダなら半陰性植物を栽培することができます。
- ホウレンソウ
- カブ
- レタス
- パセリ
- ジャガイモ
- ネギ
など
ほとんど日が当たらないベランダでも陰性植物ならチャレンジすることが可能です。
- ミツバ
- シソ
- ミョウガ
- ニラ
など
それぞれプランターでも栽培できるお野菜たちなので、家庭菜園も楽しめると思いますよ!
まとめ
今回はベランダで行う家庭菜園で日当たりが悪い時の対策などを紹介しました。
- 少しでも日の当たる場所や時間を探す
- 棚やホルダーを使って高さを出す
日照時間が少なくても栽培できる
- 半陰性植物
- 陰性植物
の栽培にチャレンジする。
繰り返しますが、お住まいの集合住宅の管理規約などによってはベランダでできる家庭菜園に制限がある可能性もありますので、くれぐれも違反にならないよう、また近隣のご迷惑にならないよう、楽しみながら家庭菜園にチャレンジしてみてくださいね!
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