【家庭菜園】ミニトマトの台風対策!準備することと台風後に注意すること

【家庭菜園】ミニトマトの台風対策!準備することと台風後に注意すること
家庭菜園初心者さん

そろそろ台風の季節!我が家のミニトマトもだんだん収穫できるようになってきているので台風でダメにしたくないんです!なにかいい対策ないですか!?

こんなお悩みの方に、今回は家庭菜園ミニトマト栽培の台風対策をまとめていきます。

山藏スタッフ

ちょうど実が採れる時期の台風って嫌ですよねぇ…。

けど、台風は操作できないので、ミニトマトに対策をして台風を乗り越えて収穫を続けられるようにしていきましょう!!

目次

家庭菜園でのミニトマトの台風対策!

家庭菜園でのミニトマト栽培は、畑で栽培している場合とプランターで栽培している場合の2パターンにわかれると思います。

ですが台風対策としては共通していることも多いので、一緒に紹介していきますね!

ミニトマトの台風対策

  • しっかり誘引しておく
  • 支柱を補強する
  • 実にネットを被せておく
  • 【プランター】倒れないように柱などに固定しておく
  • 【プランター】あらかじめ倒しておく
  • 【プランター】風の当たらない所に移動させておく

一つずつ見ていきましょう!

しっかり誘引しておく

誘引

葉や枝が広がっていると台風の雨風で樹が煽られ折れてしまったり、実が落ちてしまうこともあります。

立てた支柱にしっかりと誘引をして、風に煽られないように工夫しましょう。

誘引は100均などで販売されている麻紐でもできますし、ホームセンターや園芸店などでは誘引用のクリップなどもあります。(Amazonでも買えます)

ご自身の家庭菜園や環境に合わせて誘引グッズを手に入れてしっかり固定していきましょう。

支柱を補強する

支柱を補強

ミニトマトの樹1本に対して支柱一本で栽培している場合は、支柱の数を増やすことで補強になります。

2本支柱を追加して、三角錐を作るように立てて「ピラミッド仕立て」にしたり、プランターの場合は木の周りに支柱を立てる「あんどん仕立て」にするなどが良いでしょう。

実にネットを被せておく

ミニトマトの実が付いている状態で台風にさらされると、実が落ちしてしまうことがあります。

地面に落ちてしまうと衝撃で割れたり、虫や雑菌にやられて食べられなくなってしまうこともありますから、できるだけ地面にには落としたくありません。

なので、実の部分にネットを被せておきましょう。

ネットを袋状にしてクリップなどで留めておくことで、風にあおられて実が落ちてもネットがキャッチしてくれます。

ネットは通気性の良い網のネットがおすすめです。

山藏スタッフ

排水口用に販売されている網目のネットなど丁度よいです。

【プランター】倒れないように柱などに固定しておく

ミニトマト

ベランダなどでプランター栽培をしている場合は、倒れないようにプランターごと家やマンションの柱に固定しておきましょう。

その際は、固定する柱自体がしっかりしているものであるかを確認するようにしてくださいね。

雨どいなど軽い素材のものの場合、固定した柱ごと壊れてしまっては元も子もありません。

適切な固定場所がない場合は別の方法を考えるようにしましょう。

【プランター】あらかじめ倒しておく

台風の風でプランターごと倒れてしまう前に、あらかじめ倒しておく(寝かしておく)のもアリです。

倒しておいている場合も風の影響を受けて葉や実が落ちる可能性はありますが、倒れる衝撃で樹や実を傷めたり土が散乱するのを防ぐことはできます。

ただし地面が土の場合は、葉や実が細菌に感染する可能性が上がってしまうので注意しましょう。

【プランター】風の当たらない所に移動させておく

ベストなのは、台風が来る前に家の中にプランターを入れておくことです。

台風の威力によっては土の入っているプランターだって飛ばされてしまうことがあるようですから、移動できるのであれば家の中に入れてしまいましょう。

台風後のミニトマトはどうなる?

台風対策をせずに雨風に晒された状態だと

  • 実が割れてしまう(裂果)
  • 水分を吸収しすぎて萎れてしまう
  • 樹が折れてしまう

などが起こる可能性があります。

また風の影響で樹や茎に擦り傷ができ、そこから雑菌が入って病気になってしまう可能性も高まります。

微生物由来のインプレッションクリアや銅剤などの殺菌剤を巻いて病気予防をしておくのも大切です。

山藏スタッフ

バチスタ―やボトキラー・アグロケアなどもあります。銅剤だとクプロシールドがおすすめ!銅剤による汚れ(白いあとが付く)が軽減します。

台風により裂果した実はどうする?

裂果したミニトマト

裂果したミニトマトは、味は多少落ちているかもしれませんが、食べることができます。

割れたところに虫がついていないか、腐っていないかなどはしっかり確認しましょう。

割れたところは皮が固くなって食味も落ちるので、取り除いて食べたり煮込み系の料理やジャムなどにするのもアリです。

台風後にミニトマトが萎れてしまった…

台風による強風や大雨の影響でミニトマトが萎れてしまうこともあります。

樹が折れていないのであれば、萎れた樹を誘引しなおして立て直してあげましょう。

水分を吸収しすぎている場合もあるので、大雨が降ったのであれば水やりは控えておきましょう。

また、台風後の直射日光も萎れる原因になったりします。

その場合は、遮光ネットなどを使って日よけをしたり、移動できるプランターであれば日陰に移動しましょう。

台風で折れてしまったミニトマトはどうする?

ミニトマト

台風の影響で折れてしまったミニトマトの枝は

  • 元の樹につなぐ
  • 挿し木にする

ことで、再生することができます。

元に樹につなぐ

折れた断面同士をくっつけることで茎の維管束が繋がってまた一本の茎のように再生させることが可能です。

綺麗に断面が合わさることが大切なので、もし折れている部分がグニャリとなっている場合は、両方とも少しだけ切り落としてから合わせましょう。

ピッタリとくっつけたらマスキングテープなどを巻いて繋げます。

テープで繋げただけだと、茎の重さでまた折れてしまうので、誘引して繋がっている状態をキープできるようにしてあげてください。

挿し木にする

折れた茎を株として育てる方法です。

まずは折れた茎を水につけて根を出していきましょう。水は毎日こまめに替えるようにしてくださいね。

そうすると1週間ほどで根が生えてきますので、土に植え替えて下さい。

あとはミニトマトの栽培と一緒です。

山藏スタッフ

ただし、時期に注意です。遅い季節の台風だと挿し木をしても収穫までに至らない可能性もあります。

まとめ

今回は家庭菜園ミニトマト栽培の台風対策をまとめました。

ミニトマトの台風対策
  • しっかり誘引しておく
  • 支柱を補強する
  • 実にネットを被せておく
  • 【プランター】倒れないように柱などに固定しておく
  • 【プランター】あらかじめ倒しておく
  • 【プランター】風の当たらない所に移動させておく

台風後は畑にいろんなトラブルが起こっていたり、ミニトマトが全然元気が無くなってしまってショックを受けることもありますが、できることはいろいろとあるので、あなたの畑に合わせて環境を整えていきましょう!

(※自己責任でお願いしますね。)

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この記事を書いた人

山藏農園は、飛騨高山の冷涼な環境で有機栽培トマトをはじめとする各種有機野菜を栽培・販売する農園です。
有機野菜を使った加工品の企画・販売も行っています。
安心・安全、美味しい有機農産物の生産を心がけ、さらには高機能性や食卓に彩りを添えるお手伝いの出来る農園を目指しています。

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