野菜不足になるとどんな症状があらわれる？体や心にでる影響とは

こんなお悩みに向けて、今回は野菜不足になるとどんな症状があらわれるのかを紹介していきます。

簡単に食事を済ませようと思うと、どうしてもパンや丼もの、出来合いのものでお腹を満たすことができます。

ですがその食生活だとどんどん野菜不足になっていき、体や心に影響が出てくる可能性があります。

具体的にどんな症状が出てくる場合があるのかを知り、野菜の大切さを理解して生活に取り入れていただければ幸いです。

野菜不足になるとあらわれる症状

食事の中で野菜が少ない状態・野菜不足が続いてしまうと下記のような症状が出てくる可能性が高まります。

詳しく見ていきましょう！

お肌の調子が悪くなる

野菜不足になると、皮膚やお肌の調子が悪くなってしまう場合があります。

野菜にはビタミンが豊富に含まれているものが多く、中でも

など、お肌に影響のあるものも多いです。

これらは古くなった皮膚を新しい皮膚に生まれ変わらせるターンオーバーの促進にも大きくかかわっており、不足するとターンオーバーがうまくいかず、肌荒れにつながる場合もあります。

シミやニキビ・吹き出物なども、ビタミンが不足していると増えてしまう場合があります。

疲れやすくなる

野菜不足になると、疲労感が抜けず疲れを感じやすくなってしまう場合もあります。

野菜にはビタミンB群がを含むものも多く、中でも

は代謝に深くかかわっていて、不足すると疲労感が抜けづらく、疲れを感じやすくなってしまいます。

腸内環境が整わない

腸内環境は体のあらゆることに影響を与えます。

便秘や下痢など目に見えて感じることや、自律神経が整わないことでリラックスできずストレスを感じやすくなったりすることも。

野菜には食物繊維がたくさん含まれているものもあり、食物繊維は腸の運動を活発にしてくれます。

また善玉菌の餌ともなるので、善玉菌を増やして悪玉菌の影響を抑えることでより腸内環境を整えていくことができます。

免疫力が下がる

人間は生活している中で紫外線や喫煙、心のストレスなどから活性酸素を生み出しています。

活性酸素は適量であれば問題ないのですが、多くなりすぎてしまうと体内の細胞を傷つけてがんや生活習慣病などの原因にもなると言われています。

人間にはもともと抗酸化力があり、活性酸素が増えてくるとその働きを抑えているのですが、体にかかるストレスの方が多くなってくると活性酸素が優位になって人間が本来持っている抗酸化力では間に合わないということも起こりえます。

そうなってくると、免疫力は低下し、病気になりやすい体になってしまう可能性が高まってしまいます。

野菜には高い抗酸化力を持っているものもあり、しっかり食べることで体の抗酸化力を高めることができます。

上記のビタミンAももちろんですが、緑黄色野菜に含まれる色素の中にはリコピンやベータカロテンなど高い抗酸化力を持つものもあるので、積極的に摂取していきたいですね。

日本人は基本野菜不足！

食の欧米化によって、私たち日本人の野菜不足はかなり進んでしまっています。

「一日の野菜の摂取目安は350g以上を目標に」と厚生労働省の『健康日本21』でも記載されているのですが、ここまでちゃんと野菜を摂取出来ている人は全体の30％以下であると言われています。

定食などで出される小鉢を一皿70gと仮定すると、あと一皿追加するだけでもかなり目標に近づけることができるので、意識的に取り入れていきたいところです。

野菜の摂取量やたくさんの野菜を食べるポイントなどはこちらの記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

今回は野菜不足になるとどんな症状があらわれるのかを紹介しました。

どれかに心当たりがある場合は、野菜を食べる量を意識的に増やしてみるのもアリですね。

ただ、２、３日野菜の量を増やしたところで体感できるほどの即効性があるわけではありません。続けることが大切です。

無理なく続けられるトマトジュースがあります。

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