白い野菜の栄養・機能性を知って、生活に取り入れてみよう!

白い野菜の栄養・機能性を知って、生活に取り入れてみよう!
野菜を摂りたい人

白い野菜ってたくさんあるけど、栄養や機能性などの特徴を知りたい!

こんなお悩みの方に向けて、今回は白い野菜の栄養や機能性について詳しく掘り下げてみたいと思います。

野菜は色が濃い方が栄養が豊富!と思われがちですが、白い色の野菜にもしっかり栄養成分や機能性があります!

免疫力アップ殺菌作用血液をサラサラにするなど、病気に負けない強い体を作るためにあると嬉しい成分が多いです。

白い野菜の栄養成分を知り、是非生活の中に取り入れてみてくださいね!

目次

白い野菜の栄養:イソチオシアネート

だいこん
代表的な野菜

だいこん・キャベツ・わさび など

イソチオシアネート抗酸化作用のある辛み成分で、アブラナ科の野菜に多く含まれるファイトケミカルです。

山藏スタッフ

大根おろしやわさびが辛く感じるのは、このイソチオシアネートによるものです。

まだわさびには殺菌作用があると聞いたことがあると思いますが、これもイソチオシアネートの特徴。

他にも血液をサラサラにしてくれたり、免疫力アップコレステロールの調整をサポートしてくれたりと様々な健康効果が期待されています。

白い野菜の栄養:スルフォラファン

カリフラワー
代表的な野菜

カリフラワー・ブロッコリースプラウト など

スルフォラファンは、辛み成分を持つファイトケミカルです。

抗酸化力解毒力を高める作用があると言われています。

もともと私たちには身体を酸化から守る抗酸化酵素や、有害物質が体内に入ってきた場合に無毒化する解毒酵素があります。

その酵素の生成を促進する作用を持っているのがスルフォラファンです。

山藏スタッフ

つまりスルフォラファンを摂ることで体内の酵素を増やし、抗酸化力も解毒力も高めることができるというわけです。

またがんの危険因子の一つでもあるピロリ菌の除菌効果が高いことも研究で発表されています。

ブロッコリースプラウトの「スルフォラファン」に高い抗ピロリ菌作用を確認?母乳、緑茶、ウコン由来の成分と比べ、最も効果が期待できる?

白い野菜の栄養:硫化アリル

タマネギ
代表的な野菜

玉ねぎ・ねぎ・にんにく など

玉ねぎやねぎの特有の匂いや辛みは硫化アリルという成分から来ています。

硫化アリルはビタミンB1の吸収を促進してくれます。

ビタミンB1は体内から少なくなると心身ともに疲れやすくなってしまいますので、ビタミンB1を効率よく吸収するサポートをしてくれる硫化アリルは疲労回復に一役買ってくれるというわけですね。

山藏スタッフ

また「玉ねぎ=血液サラサラ」というイメージを持っている方も多いと思いますが、こちらも硫化アリルの成分が影響しています。

硫化アリルは脂質と結合することでビタミンEに似た抗酸化力を発揮し、血栓の生成を防ぐ効果が期待できます。

硫化アリルは加熱するとプロピルメルカプタンという物質に変化します。

この変化によって、辛みが和らぎ甘みが増します。

プロピルメルカプタンは胃の粘膜を保護して血流を促進する働きがあります。

白い野菜の栄養:ケルセチン

ねぎ
代表的な野菜

玉ねぎ・ねぎ・にんにく など

某お茶のCMでもその名をよく聞くようになったケルセチンは、玉ねぎなどの野菜に多く含まれているフラボノイドです。

ケルセチンには抗酸化作用抗炎症降圧作用などの様々な生理作用が報告されています。

血小板の凝集を抑制する働きもあり、血液サラサラにも寄与します。

また認知機能を改善する可能性が明らかになった研究発表もあります。

野菜の機能性研究~たまねぎのケルセチンによる認知機能改善の可能性~

まとめ

今回は白い野菜の栄養や機能性について詳しく掘り下げて見ました。

白色の野菜に含まれる

  • イソチオシアネート
  • スルフォラファン
  • 硫化アリル
  • ケルセチン

白い野菜にそれぞれ含まれている栄養をしっかり摂ることで強い身体を作っていくための一助となります。

更に緑や赤などの色の濃いお野菜も一緒に摂って、美味しく生活の中に取り入れてみませんか?

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この記事を書いた人

山藏農園は、飛騨高山の冷涼な環境で有機栽培トマトをはじめとする各種有機野菜を栽培・販売する農園です。
有機野菜を使った加工品の企画・販売も行っています。
安心・安全、美味しい有機農産物の生産を心がけ、さらには高機能性や食卓に彩りを添えるお手伝いの出来る農園を目指しています。

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