紫色の野菜の栄養・機能性を知って、生活に取り入れてみよう!
紫色の野菜ってよく見かけるようになったけど、栄養や機能性などの特徴を知りたい!
こんなお悩みの方に向けて、今回は紫色の野菜の栄養や機能性について詳しく掘り下げてみたいと思います。
紫タマネギや紫キャベツ・紫ジャガイモなど、最近ではスーパーでも紫色の野菜が売られることも増えてきました。
先日カフェでランチをしたときに、サラダに使われていてとっても色鮮やかでした!
この紫色の部分には、名前のよく聞くあの栄養が含まれています。
見ていきましょう!
紫色の野菜の栄養:アントシアニン
紫タマネギ・紫キャベツ・紫ジャガイモ など
アントシアニンは、紫色の色素に含まれているポリフェノールの一種です。
某有名ブルーベリーサプリメントやワインなども、アントシアニンが豊富に含まれていますが、どちらも紫色をしていますね!
アントシアニンは活性酸素を抑制する抗酸化力があります。
活性酸素は身体の中を酸化させて、生活習慣病や老化の原因ともある物質ですので、高い抗酸化力で活性酸素を抑制してくれるのは嬉しいですね
アントシアニンの持つ抗酸化力には血管の保護や血液をサラサラにしてくれる作用により動脈硬化や血栓を防いだり、視神経に作用して加齢に伴う老眼・白内障・黄斑変性・視力低下などを予防する効果も期待されています。
目の周りの血流を促すことで、疲れ目などの眼精疲労・ピント調節機能の改善なども期待ですます。
紫色の野菜の栄養:ナスニン
ナス
ナスに含まれるナスニンという成分はアントシアニンの一種です。
高い抗酸化作用を持ち、生活習慣病や老化予防の効果が期待できます。
またナスニンには、
- 血糖値を下げる作用
- 肝臓の機能を改善する作用
- アレルギーを緩和する作用
などもあり、幅広く健康効果が期待されています。
ナスは皮が紫で中身は白いので、色素が含まれているのは皮だけです。
ですが
- ビタミンC
- ビタミンK
- フォレート
- カリウム
- 食物繊維
などの栄養素をふんだんに含まれています。
ほとんど水分だからあまり栄養がないと思われがちですが、そんなことないんですよ!
まとめ
今回は紫色の野菜の栄養や機能性について紹介しました。
- アントシアニン
- ナスニン(アントシアニンの一種)
野菜にある紫色の色素アントシアニンは抗酸化力が高く、積極的に摂りたい成分ですね。
一昔前は「紫色の野菜」ってもの珍しい、そしてちょっと手を出しづらい感じだったように思います。
今は昔に比べてもっと手軽に買えるようになったし、飲食店でもよく使われていますので、真似して家でも使ってみようかなって気持ちにもなりますよね!
紫色の野菜を使って、食卓に彩りをプラスして栄養もしっかり摂り、健康的な生活を楽しんでいきましょう!