茎ブロッコリーとは?特徴や食べ方・レシピを紹介!




茎ブロッコリーって普通のブロッコリーとどう違うの?
と思ったことはありませんか?
すっきりした甘みとやわらかな食感が魅力の茎ブロッコリーは、食卓の彩りや栄養補給にぴったりの野菜です!
この記事では、茎ブロッコリーの特徴や栄養、相性の良い食べ方、簡単レシピまで詳しくご紹介します。



毎日の食事に手軽に取り入れられるヒントをぜひ見つけてください。
茎ブロッコリーとは?特徴・旬はいつ?


茎ブロッコリーは、別名「スティックセニョール」とも呼ばれるアブラナ科の野菜です。
このスティックセニョールは、一般的なブロッコリーと中国野菜の「カイラン(芥藍)」を交配して生まれた品種です。
カイランは茎が太く甘みがあるのが特徴で、茎ブロッコリーにもその特徴が受け継がれています。
外見は、細長い茎が伸びていて先に小さなつぼみがついているのが特徴です。
茎部分がやわらかいため、つぼみから茎まで余すところなく食べられます。
甘みがあってクセが少ないので、子どもから大人まで幅広い世代に人気です。
旬の目安
主に冬から春先(12月〜3月頃)に多く出回ります。
ただし、寒冷地では温度や積雪の影響で収穫時期が前後することがあり、春から初夏にかけて出荷されることもあります。
地域ごとの旬を知って選ぶのも楽しみの一つです。
茎ブロッコリーの栄養成分


茎ブロッコリーは見た目以上に栄養価が高い野菜です。
特に注目したいのが以下の栄養素です。
- ビタミンC:レモンに負けないくらい豊富で、免疫維持や美肌づくりをサポート
- 葉酸:赤血球の形成を助ける栄養素で、妊娠中の方にも大切
- βカロテン:抗酸化作用が期待され、体を守る働きがある
- カリウム:余分な塩分を排出し、むくみを防ぐ
- 食物繊維:腸内環境を整え、スッキリをサポート
エネルギーは100gあたり約30kcalと低カロリー。
ビタミンやミネラル、食物繊維を無理なく補える優秀な野菜です。
茎ブロッコリーは何と一緒に食べるとおいしい?


茎ブロッコリーはクセが少なく、いろいろな食材と相性が良いのが魅力です。
- オリーブオイル:香りやコクを引き立て、シンプルな味付けでも満足感が出る
- ナッツ類:カシューナッツやアーモンドで食感と香ばしさがプラス
- チーズ:まろやかさと塩味が加わりおつまみにもぴったり
- 鶏肉や魚介類:高たんぱくの食材と合わせてメインディッシュに
- レモンやビネガー:さっぱりとした酸味で後味爽やかに
和洋中さまざまな料理に合わせやすく、さっと茹でて付け合わせにするだけでも一品完成します。
茎ブロッコリーを使った簡単レシピ


茎ブロッコリーとささみのサラダ
材料(2人分)
- 茎ブロッコリー…100g
- 鶏ささみ…2本
- オリーブオイル…大さじ1
- リンゴ酢…大さじ1
- 塩・こしょう…少々
- カシューナッツ(砕く)…10g
作り方


茎の部分から茹でて(2分程度)蕾の部分を茹でる(1分程度)とちょうどいい感じです。








栄養価(1人分・推定)
- エネルギー:185kcal
- たんぱく質(P):16g
- 脂質(F):10g
- 炭水化物(C):6g
シンプルなのに満足感があり、ヘルシーなおかずになります。
よくある質問
- 茎が固い場合はどうすればいい?
-
根元は厚めに切り落とし、斜めに薄くスライスすると柔らかくなります。
- 生で食べられますか?
-
とれたての新鮮なものは生でも食べられますが、加熱すると甘みが増します。
- 保存方法は?
-
濡らしたペーパータオルで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
まとめ
茎ブロッコリーはブロッコリーとカイランの特徴を持つ野菜で、甘みや食感、彩りの良さが魅力です。
ビタミンCや食物繊維をはじめとした豊富な栄養素を含み、ダイエットや健康維持にもぴったり。
さっと茹でてオリーブオイルと塩だけでもおいしく、さまざまな料理に取り入れやすいので、日々の食卓にぜひ加えてみてください。