トマトジュースはいつから離乳食に使ってOK?注意点やメリットも紹介
離乳食を手作りで作りたいんだけど、トマトジュースを使うのってアリなの?うちの子にはもう使ってのいいのかな?
こんなお悩みの方へ、今回はトマトジュースを離乳食に使っていいのはいつから?注意点やメリットなどを紹介していきます!
日々赤ちゃんのご飯に悩むママにとって離乳食づくりは大変ですよね。
レトルトは助かるけど、手料理も食べてもらいたい…そんなママさんにはトマトジュースがおすすめです!
離乳食も簡単に作ることができて栄養価も高いトマトジュースを是非取り入れてみてください。
トマトジュース離乳食いつからOK?
トマトジュースは離乳食初期(5~6ヶ月)から使ってもOKです!
ただ、注意点がいくつかあります。
離乳食にトマトジュースを使う注意点
トマトジュースは離乳食づくりにとても便利ですが、気にしておくべき注意点もあります。
- 食塩不使用のものを使う
- 赤ちゃんは酸味が苦手→薄めると良い
- アレルギーがでる場合もある
- 下痢に注意
- うんちの色が赤くなる?
食塩不使用のものを使う
トマトジュースには食塩が添加されている有塩タイプと、食塩不使用の無塩タイプがあります。
有塩タイプは、塩分を加えることで甘みを感じやすく、トマト特有の青臭さを抑えているという特徴があります。
その分味が濃くなっていて赤ちゃんが食べる離乳食には向いていません。
トマトジュースに使う場合は、食塩不使用の無塩タイプを使うようにしましょう。
香料などの添加物が含まれているのもあったりしますので、トマトジュースを購入する際は必ずラベルなどに書いてある「原材料」をチェックしておきましょう。
赤ちゃんは酸味が苦手→薄めると良い
トマトには特有の酸味がありますが、味覚が発展途上の赤ちゃんは酸味が苦手です。
酸味は、果物などが未熟だったり腐っていたりする場合のシグナルであることを本能的に理解しているのでしょう。
もちろんトマトの酸味は未熟や腐敗からくるものではないのですが、赤ちゃんがそれが理解できるようになるのはもう少し成長した後の話。
けれどもトマトの栄養はしっかりとってもらいたい。
そんな時は、トマトジュースを薄めて使うのが良いです。
離乳食を作る際に水分を多めにすることでトマトの酸味も和らいで、赤ちゃんでも食べやすくなります。
アレルギーがでる場合もある
トマトジュースでアレルギー反応がでる場合もあります。
大人でもトマトに含まれるアレルゲンがスギ花粉のアレルゲンに構造が似ているこちで口腔内アレルギーを起こしてしまうことはあります。
ただ、加熱したトマトではアレルギー反応は起こりにくいと言われています。
トマトジュースは製造段階で加熱殺菌してパッケージされるものも多く、比較的アレルギーは起こりにくい方ではありますが、絶対にないとは言い切れません。
離乳食を食べた後、赤ちゃんの唇が腫れていないか・口周りが赤くなっていないかなどをよく観察し、症状がでるようならば使用は控えた方が良いかもしれません。
下痢に注意
トマトは「体を冷やす野菜」としても知られています。
これはトマトに含まれる「カリウム」の働きによります。
カリウムは、体内の塩分を輩出するために利尿作用が働きます。利尿することで体内の温度が下がるため、トマトは体を冷やす野菜と言われているんですね。
大人でもそうですが、あまり多くのトマトを一度に食べてしまうと身体が冷えて下痢になってしまうことがあります。
これは赤ちゃんでも当てはまりますので、食べ過ぎには注意しましょう。
うんちの色が赤くなる?
トマトジュースを飲み続けると稀にうんちの色が赤くなることがあります。
これはトマトの色素・リコピンが体内に吸収されずに排出された状態なので、健康上の問題はありません。
気になるようでしたら、一旦トマトジュースの使用を止めて様子を見てみましょう。
それでもうんちの色が戻らない場合は、他に原因があるかもしれませんので、かかりつけの医師にご相談いただくことをおすすめします。
トマトジュースを使うメリット
離乳食でトマトジュースを使うには注意点もありますが、メリットもたくさんあります!
- 皮とか種とかを取り除く手間がない
- 栄養価が高い
- 小分けにして冷凍しやすい
- 離乳食作りで余ったら大人も美味しくいただける
一つずつ見ていきましょう。
皮や種を取り除く手間がない
トマト自体は離乳食初期から食べさせられる野菜ですが、皮と種を取り除き、加熱して裏ごしするなどの手間がかかります。
その点トマトジュースは始めから皮や種はありません。裏ごしなどの必要もなく、調理過程で加熱が必要ならばサッと火を通すことも可能です。
トマトを使うよりもはるかに時短になるので忙しいママたちの味方になってくれるでしょう!
栄養価が高い
トマトにはビタミンやリコピンなどの高い抗酸化作用のある栄養素や、食物繊維・GABAなど栄養価が高いです。
更にジュースで摂取することによって、栄養の吸収も更に良くなるので赤ちゃんの食事にもうってつけなんです。
小分けにして冷凍しやすい
トマトジュースを使って作る離乳食は水分が多めになったり、ペースト状になるものが多いので、冷凍して保存するととても便利です。
赤ちゃんは一度に食べる量は少ないですが、いっぱい作っておいて冷凍しておけば、次の食事の準備が俄然楽になります。
製氷皿を使って凍らせることで、一食分ずつ使うことも簡単になりますよ!
離乳食作りで余ったら大人も美味しくいただける
離乳食で使うトマトジュースの量はそこまで多くないかもしれませんが、余ったら大人が美味しくいただけるのもメリットでないでしょうか。
トマトやトマト缶だと、その日のうちに使い切ったり大人が食べる別の料理を考えたりしないといけませんが、トマトジュースならそのままグイッと飲めますし余らせる心配もありません。
まとめ
今回はトマトジュースを離乳食に使っていいのはいつから?注意点やメリットなどを紹介しました。
離乳食初期(5~6ヶ月)からOK!
- 食塩不使用のものを使う
- 赤ちゃんは酸味が苦手→薄めると良い
- アレルギーがでる場合もある
- 下痢に注意
- うんちの色が赤くなる?
- 皮とか種とかを取り除く手間がない
- 栄養価が高い
- 小分けにして冷凍しやすい
- 離乳食作りで余ったら大人も美味しくいただける
トマトジュースはとても離乳食向きであると言えます。
ぜひトマトジュースを使って赤ちゃんに美味しい離乳食を作ってあげてくださいね!
離乳食にもピッタリ!有機トマトを使って作ったトマトジュース
当園のトマトジュースは、有機栽培で育てた安心・安全なトマトを使用して作っています。
トマトの品種別にバリエーションがあり、どのトマトジュースがどの料理・離乳食に合うかなども楽しみながら使っていただけると嬉しいです。